公開ワークショップ「ビラを歌おう!—運動の記録/言葉のポテンシャル」

INFORMATION

  • 2019年2月28日(木)13:30~17:00(13:00開場)
  • 池袋キャンパス 共生社会研究センター閲覧室(メーザーライブラリー記念館新館 中2階)

立教大学共生社会研究センターは、1960 年代半ば以降?国内外の市民運動が生み出した膨大な記録を所蔵しており、日々、多様な分野の研究者や学内の教育プログラムに幅広く利用されている。そうした記録の中でも、運動が様々な局面で発行したビラ類は、簡潔なフォーマットの中に運動外部の人々への呼びかけや訴えが盛り込まれていることから、展示などへの活用例も多い。しかし運動の記録はそもそも、読み、解釈するためだけのものだろうか。運動当事者が、記録保存のために努力したのは、過去の遺物として研究?賞玩されるためだけだったのだろうか。
この公開ワークショップでは、そうした運動の記録/言葉の持つポテンシャルを探るべく、教育やまちづくりなど様々な現場で、人々の思いを歌にする実践を重ねている宗教人類学者の佐藤壮広氏を講師?ファシリテーターとしてお招きし、センターで所蔵する市民運動のビラを用いたワークを実施する。過去の運動当事者の表現を、現在を生きる参加者それぞれが読み解き、その中で自らの中に喚起された感情を詩にし、歌う、という活動を通して、記録された言葉と感